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共同通信
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東京パラリンピックの聖火リレー関連行事は14日、3日目となる採火の催しが各地であった。障害がある人も参加。新型コロナウイルス禍で開催される大会の成功の祈りをともしびに込めた。
愛知県半田市では、同市出身の児童文学作家新美南吉の記念館前で採火した。マッチの火が人々の手に渡っていく内容の新見の作品「ひとつの火」になぞらえ、車いす利用者で特別支援学校に通う青木優さん(14)が、母かおりさん(45)に手を添えられながらマッチでランタンに火をともした。かおりさんは「息子との良い記念になった。安心、安全なパラリンピックにしてほしい」と話した。