TKTSのガラス窓に銃弾当たる ニューヨークのランドマークで発砲事件

 

 

TKTSのガラス窓に銃弾当たる

ニューヨークのランドマークで発砲事件

 

発砲事件のあったTKTSのブース、18日正午(Photo: 本紙)
銃弾が当たった跡が残るガラス窓(Photo: 本紙)

 

 タイムズスクエアで17日早朝4時頃発砲事件があり、TKTS(ブロードウェイの当日券販売ブース)のガラス壁窓に銃弾が当たった。同日、ニューヨークポストが報じた。

 事件が起きたのは西48丁目とブロードウェイの角。警察関係者によると銃弾1発がTKTSの長さ20フィート、幅8フィートのガラス窓1枚を貫いてヒビが入った。防犯カメラには事件直前に3人の男が付近を歩いている姿が映っており、そのうち1人が銃を取り出して発砲した。2人の男は黒のSUVに飛び乗って西48丁目を逃走。

 発砲した男は身長6フィート2インチ(約189センチメートル)程度で白いTシャツを着ており、しばらく現場にたむろしていたという。

 タイムズスクエアでは最近発砲事件が相次いでいる。今週も西41丁目と7番街の角で、ダートバイクに乗ったエライジャ・クアミナ容疑者(20)が友人のけんか相手を狙って弾丸4発を発射した。けが人や物損はなかった。6月にはアップステートから訪れていた海兵隊員が流れ弾を受けるという事件が起こった。5月初めには4歳の少女と女性2人が近くで同じく流れ弾に当たって負傷した。

 観光客からは「またかという感じ。警官を増やしても、警備を強化しても、安全にならない」「いつ銃弾が飛んでくるかと思うと不安」など懸念の声が聞かれた。

警察によって規制線が貼られている現場、18日正午(Photo: 本紙)


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