タリバン幹部、民主制を否定

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共同通信

 【カブール共同】アフガニスタンで政権を掌握したイスラム主義組織タリバンの幹部はロイター通信のインタビューに、新たな政治体制では「民主主義的な制度は全く存在しなくなるだろう」と語った。ロイターが18日報じた。最高指導者アクンザダ師が率いる統治評議会により政権が運営され、大統領には副指導者が就任する可能性があるとも明らかにした。

 タリバンの意思決定に関わるハシミ幹部の発言。民主制を完全に排除する方針には国際社会の懸念が強まりそうだ。ハシミ幹部は「どの政治体制を採用するのかは話し合わない。イスラム法に基づくことが明確だからだ」と強調した。