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共同通信
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防衛省統合幕僚監部は25日、東シナ海で24日に中国の無人機と推定される航空機1機が飛行したのを確認したと発表した。航空自衛隊の戦闘機が緊急発進(スクランブル)した。領空侵犯や自衛隊機に対する危険な行動はなかった。機種は「TB001」とみられ、自衛隊による目視確認は初めてとしている。飛行の詳しい状況や意図の分析を進めている。
防衛省が公表した写真では、無人機の機首などに窓は確認できず、操縦席など人が乗り込む設計ではないように見える外観だ。
中国は、ミサイル搭載可能な機体など無人機の開発を加速しているとされ、防衛省は警戒を強めている。