感染者が出たら、10日間隔離
市教育局、新学年度に向け安全ガイドを発表
公立学校の新学年度開始まで3週間を切った26日、ニューヨーク市教育局(DOE)は、学校の衛生安全ガイドブックを発表した。今月後半から9月初旬には、更に詳細なガイダンスを発表する予定だ。amニューヨークが同日、報じた。
DOEのウェブサイトから入手できる13ページのガイドブック「DOE Homecoming Health and Safety (nyc.gov)」の主な内容は以下の通り。
①同意書を提出したワクチン未接種の学校職員や生徒は2週間に1回検査を受ける。感染者が出たクラスの生徒は全員、10日間の隔離。隔離期間中も教育を受ける。
②多発性硬化症や脳性運動失調、リンパ腫、肝疾患などの疾患があり通学できない3~12年生の生徒には、有資格教師による自宅訪問や個人、小グループでのオンライン授業を実施。
③生徒や公立学校の職員は、DOEの建物に入る前に健康診断を終え、自宅で体温を測る必要がある。体調がすぐれない生徒や職員は登校せず、コロナ検査を受ける。
④ワクチン接種の有無にかかわらず、学校でのマスク着用が義務付けられる。食事中や指定された休憩中にソーシャル・ディスタンスを確保できれば、マスクは不要。
⑤生徒間のソーシャル・ディスタンスを保つため、教師が教室間を移動、ランチは屋外や余分なスペースを利用。
→ 最新のニュース一覧はこちら←