嵐のビーチでの危険性 米国立気象局

 

 

嵐のビーチでの危険性

米国立気象局

 

Photo: 国立気象局ニューヨークの
ツイッター(@NWSNewYorkNY)より

 

 8月12日、ブロンクスのオーチャードビーチで13歳の少年が落雷により死亡した。30日にはニュージャージー州シーサイドパークのビーチで同じく落雷により19歳のライフガードが命を落としている。雷雨の際のビーチの危険性について31日、abc7が国立気象局のジョナサン・オブライエン気象学者の話を伝えた。

 オブライエン氏は「いくつかの異なる要因が重なっている。1つはビーチ自体の性質で、他に遮るものがない場所であること。嵐が来たときにビーチにいると、それだけで落雷のリスクが高くなる」と述べた。「もう1つは、この時期のビーチはとても混雑する傾向があること」と続けた。暑さと湿気は人々をビーチに誘うが、雷雨を引き起こす可能性もある。

 また「30日のシーサイドパークのように、落雷発生時にはまだ雨が降っていないというケースもある」と指摘する。実際、気象レーダーによると雨雲の中心はまだ4マイル(約6・5キロ)ほど離れていたにも関わらず、シーサイドパークに雷が落ちた。

 オブライエン氏は「少しでも雷が聞こえたり空が暗くなったりしたら、すぐに屋内に退避してほしい」と注意を促す。

 


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