「故郷はクイーンズとコート」 2連覇狙う大坂、書面インタビューで強調

 

 

「故郷はクイーンズとコート」

2連覇狙う大坂、書面インタビューで強調

 

2014年、セリーナウィリアムズとスタンフォードクラシックでインタビューを受ける大阪はなおみ選手(Photo: topol6 / https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Osaka_with_Serena_Williams.jpg)

 

 テニス全米オープンの女子シングルスで、2連覇を狙う大坂なおみが1日までに、ニューヨーク・タイムズの書面インタビューに応じ「旅するアスリートとして、いつも故郷のように感じる場所は、クイーンズ区と(ジャマイカ地区にある)コートだ」などと自らの生い立ちとテニスとの関係について語った。

 ハイチ人の父と日本人の母を持つ大坂。3歳の時、一家は日本の大阪を離れ、クイーンズに近いロングアイランドに移住した。父親が大坂と姉をジャマイカ地区のテニスコートに連れて行った。2018年の全米オープンで初めてグランドスラムを制覇。今大会は第3シードで出場している。

 インタビューで「姉と私は子どもの頃、ジャマイカのコートで何時間も練習して過ごした。地域やコミュニティとのつながりを本当に感じている」と強調。当時の思い出として「30歳から50歳くらいの選手たちと一緒に打ったこともある。よく行っていたので、誰もが私たちのことを知っていた。年を重ねるにつれ、彼らの何人かとは戦えるようになった」と振り返った。

 休日には、母親と一緒にチャイナタウンに行き、大好物だったふわふわのパンを買ってもらった。ニューヨークのことを考えると、パンを思い出すという。最後は「テニスはゲームであり、楽しむものだということを忘れないでほしい」と締めくくった。


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