米大統領、同時テロ現場で追悼へ

Published by
共同通信
2020年9月、米ニューヨークの世界貿易センタービル跡地で、犠牲者の名前が刻まれた慰霊碑に手向けられた花(ロイター=共同)

 【ワシントン共同】米ホワイトハウスは4日、2001年の米中枢同時テロから20年となる11日に、バイデン大統領が犠牲者追悼のためニューヨーク市の世界貿易センタービル(WTC)跡地など現場となった3カ所全てを訪れると発表した。

 バイデン氏はジル夫人と共に「グラウンド・ゼロ(爆心地)」と呼ばれるWTC跡地と首都ワシントン近郊の国防総省、東部ペンシルベニア州シャンクスビルを訪問する。WTC跡地などでは毎年追悼式典が開かれている。

 同時テロでは国際テロ組織アルカイダのテロリストが旅客機4機をハイジャックし、うち2機がWTCに突っ込み、1機が国防総省に激突した。