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共同通信
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台風14号は17日午後7時前、福岡県福津市付近に上陸した。18日午前0時すぎには松山市付近に再上陸した。西日本を横断して東日本に向かう見通し。次第に温帯低気圧の性質を帯びるため広範囲で大雨や強風の恐れがあり、気象庁は高潮や土砂災害に厳重な警戒を呼び掛けた。福岡、佐賀、長崎の各県では風にあおられたことによる転倒などで5人がけがをした。
気象庁によると、福岡県に台風が最初に上陸するのは1951年からの観測史上初めて。今年の日本への台風上陸は8月の9号以来、3回目。