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共同通信
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【ソウル共同】韓国の文在寅大統領は米東部時間21日(日本時間22日)、米ニューヨークでの国連総会で一般討論演説を行い、朝鮮半島情勢に関し、南北と米国の3カ国、または中国を含む4カ国が集結し、休戦状態にある朝鮮戦争(1950~53年)の終戦宣言を行うよう改めて提案した。
来年5月に大統領の任期を終える文氏にとって最後の一般討論演説。文氏は、朝鮮戦争で戦火を交えた「当事国」が終戦を宣言すれば「非核化の不可逆的進展と共に、完全な平和が始まると信じている」と強調。膠着している米朝や南北間の対話の早期再開も訴えた。