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共同通信
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名古屋出入国在留管理局に収容中だったスリランカ人女性ウィシュマ・サンダマリさん(33)が死亡した問題で、真相が知りたいと来日していた妹2人のうちワヨミさん(28)が23日、帰国の途に就く。出発前、成田空港で取材に応じたワヨミさんは「一時的に帰るが、諦めて帰るわけではない。入管には責任を受け止めてもらい、他の外国人に二度と同じことが起きないようにしてほしい」と求めた。
もう1人の妹は日本に残り、引き続き生前のウィシュマさんの監視カメラ映像の全面開示を求める。
ワヨミさんは、映像を見て精神的にショックを受けたことや、母親の体調などを理由に帰国を決めた。