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共同通信
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【ワシントン共同】日本、米国、オーストラリア、インドの4カ国首脳は24日、ホワイトハウスで初の直接会合を開催した。4首脳は冒頭、共通のビジョンを持つ民主主義陣営の結束と重要課題への「対処能力を示す」必要性に言及。新型コロナウイルスや気候変動対策、サプライチェーン(供給網)、宇宙分野などで、台頭する中国を念頭にインド太平洋地域での協力を強化する。
米国が対中連携で重視する4カ国の枠組みは「クアッド」と呼ばれ、今年3月に初めてテレビ会議方式で首脳会合を開催。議題には、アフガニスタン情勢、弾道ミサイル発射など挑発行為を続ける北朝鮮問題も含まれる。