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共同通信
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【ベルリン共同】26日に連邦議会(下院)選挙が行われたドイツで、新政権樹立に向けた各党の連立交渉が始まった。首位の中道左派、社会民主党(SPD)の首相候補ショルツ財務相は27日の記者会見で、小差で破ったメルケル首相の保守、キリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)について「野党になるべきだ」と述べ、自らの政権樹立に意欲を示した。
一部政党の間では26日に早くも交渉が始まった。新政権は3党連立の公算が大きく、ショルツ氏と、歴史的な敗北を喫したCDUのラシェット党首の2人が新政権の年内樹立を目指している。メルケル氏は新政権発足まで留任、その後政界を引退する。