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共同通信
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【珠海共同】経営危機に陥っている中国の不動産大手、中国恒大集団が29日、4750万ドル(約53億円)の米ドル建て社債の利払い日を迎えた。23日が期日の社債利払いのうちドル建て分を既に延期しており、恒大の資金繰り不安は募る一方だ。
前回は22日に人民元建て社債の利払いを実行すると発表したが、今回は直前まで沈黙を保った。29日は朝から、広東省深セン市の本社前で投資家らの抗議活動を警戒する警備員の姿が見られた。
ロイター通信によると、深セン市の金融当局は、同社グループの投資商品について投資家に払い戻すよう圧力をかけている。