保育園児熱中症死、遺族宅で謝罪

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共同通信
謝罪のため倉掛冬生ちゃんの遺族宅を訪れた双葉保育園の梅田典子園長(左)と園側の代理人弁護士=5日午後、福岡県中間市

 福岡県中間市の双葉保育園で7月、倉掛冬生ちゃん(5)が送迎バスに取り残され熱中症で死亡した事件で、9月に就任した梅田典子園長と園側の代理人弁護士が5日、同市の遺族宅を訪れ「このようなことを起こしてしまい申し訳ない」と謝罪。園側と遺族側の代理人弁護士が明らかにした。

 双方の弁護士によると園長は謝罪後、再発防止策を説明。遺族側は事件時の園長が辞任したことを受けて訪問に応じ、親族ら計5人が立ち会った。謝罪を受け入れたわけではないとの考えを示し「バス内を確認していればこんなことにならなかった」などと訴えた。母親は心労のため入院中で立ち会えなかったという。