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共同通信
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【ブリュッセル共同】北大西洋条約機構(NATO)当局者は6日、在ブリュッセルのロシアのNATO代表部に所属する外交官8人を「未申告の情報部員」だとして事実上の追放処分としたと明らかにした。「未申告の情報部員」はスパイを意味する。同代表部に対して認める外交官の数を最大20人から10人に半減することも決めた。
英スカイニューズ・テレビによると、2014年のチェコでの死者を伴う爆発事故にロシアが関与した疑いが明らかになったことを受けたものだという。
NATOは18年にも、英南部で元ロシア情報機関員が神経剤で襲撃された事件への対抗措置として外交官7人を追放した。