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共同通信
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【ワシントン共同】国際通貨基金(IMF)は13日、最新の財政報告を公表した。新型コロナへの対応で2021年の世界全体の政府債務残高は対国内総生産(GDP)比97.8%に上った。20年から0.8ポイント下がったが、依然としてGDPの規模とほぼ同水準で高止まりしている。日本は256.9%と突出している。
新型コロナの脅威は続いており、各国の財政状況がさらに悪化する懸念もある。
世界全体の政府債務残高はGDP比で22年に96.9%、26年でも96.5%と、高水準が続くと予測。先進国全体では21年が121.6%、26年には118.6%になるとの見通しを示した。