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共同通信
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【北京、ウラジオストク共同】中国とロシアの海軍は14日、海上合同軍事演習をロシア極東ウラジオストク近くの日本海で始めた。中国共産党機関紙、人民日報系の環球時報(電子版)などが報じた。中国の1万トン級の055型ミサイル駆逐艦「南昌」が初めて海外の軍事演習に参加した。
日本では14日衆議院が解散され、事実上の選挙戦に入った。環球時報は年度計画に沿った演習だとしているが、中ロ両国が日本政府の対応を確認する狙いもありそうだ。
演習では新兵器や弾薬を実際に使用する計画。主に通信訓練、機雷のある地域の編隊通過、機雷除去、海上での射撃、対潜水艦の演習を実施するとした。