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共同通信
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【モスクワ共同】ロシアのプーチン大統領は13日、米英豪の新たな安全保障の枠組み「AUKUS(オーカス)」は「明らかに地域の安定を崩す」として反対する考えを示した。プーチン氏が公にAUKUS反対を表明したのは初めてとみられる。ロシア大統領府が14日、米CNBCテレビとのインタビューを公表した。
プーチン氏は「互いに仲良くするのはいいことだが、誰かに対抗するためになら良くない。地域に緊張をもたらさないことを望む」と述べた。AUKUSが南シナ海の軍事拠点化を進める中国への対抗を視野に入れていることを念頭に置いているとみられる。