Published by
共同通信
共同通信
【ワシントン共同】米労働省が14日発表した9月の卸売物価指数は、モノとサービスを合わせた総合指数が前年同月より8.6%上がり、比較可能な2010年11月以降での最大を更新した。上昇率は8月の8.3%から一段と高まった。前月比(季節調整済み)は0.5%上がり、上昇率は8月の0.7%から縮小した。
新型コロナウイルス禍からの経済活動再開による需要の急拡大に対し、供給網の混乱などを背景に高い物価上昇が続いた。高インフレが続けば、消費者の生活や経済への悪影響が広がるとの懸念が強まっている。