リスク具体化で中銀行動

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共同通信

 【ワシントン共同】国際通貨基金(IMF)は14日、運営方針を決める委員会を米首都ワシントンで開催した。終了後に発表した声明では、世界的なインフレについて「中央銀行はリスクが具体化した場合には適切に行動する」と明記し、制御できない事態への警戒感を示した。

 委員会は「国際通貨金融委員会(IMFC)」。各国では新型コロナウイルス禍からの需要の回復に供給が追いつかず、インフレが加速。現時点では日本を含め多くの国は物価高は一時的な現象だとの見方をしている。声明では「物価動向を注意深く監視している」とし、景気の腰折れにつながらないよう対応する姿勢を強調した。