「デジタル臨調」創設の検討開始

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共同通信
牧島かれんデジタル相

 牧島かれんデジタル相は15日の記者会見で、規制改革などを推進する「デジタル臨時行政調査会」の創設に向け、具体的な検討を開始すると表明した。岸田文雄首相から同日、指示があったと説明した上で「速やかに体制や議題を具体化していきたい」と述べた。発足時期は明言しなかった。

 牧島氏は臨調の役割について、社会のデジタル化を阻害する規制などを洗い出し、改善策を議論すると説明した。規制改革推進会議など既存の組織との役割分担に関しては「指示が出たばかりなので、しっかり整理したい」と述べるにとどめた。

 岸田首相は14日の記者会見で、デジタル臨調の創設を表明した。