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共同通信
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【ブリュッセル共同】ポーランド憲法裁判所が今月、欧州連合(EU)法が国内法より優先されるとのEU原則を否定する判断を下した問題に関し、フランス・ストラスブールでの欧州議会で19日、EUのフォンデアライエン欧州委員長とポーランドのモラウィエツキ首相が非難の応酬を繰り広げた。
EUの結束を脅かすとされるこの問題の深刻さが浮き彫りになった。21、22日のブリュッセルでのEU首脳会議でも議論される見通し。
フォンデアライエン氏は「われわれの共通の価値観を危険にさらすことは許さない」と非難。モラウィエツキ氏は、EUがポーランドを「脅迫」していると反論した。