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共同通信
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【ニューヨーク共同】ソフトバンクグループ(SBG)が出資する米共有オフィス「ウィーワーク」は21日、「特別買収目的会社(SPAC)」と合併する形でニューヨーク証券取引所に上場した。上場によって市場の信認を得て、経営再建を加速したい考えだ。
SPACは未上場企業を買収・合併するのが目的の会社。ウィーワークはベンチャーキャピタル傘下のSPACと20日付で合併した。初日は、前日のSPACの終値と比べ13%高の11.78ドルで取引を終えた。
ウィーワークは当初、2019年に上場を目指したが、企業統治や収益性に疑念を持たれ、延期に追い込まれた。