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共同通信
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【ニューヨーク共同】米電気自動車(EV)大手テスラの車両が4月、米テキサス州で起こした衝突事故を巡り、運輸安全委員会(NTSB)は21日、衝突時に運転席、助手席とも人がいたとする暫定調査結果を発表した。オートパイロットと呼ぶシステムを使い、運転手なしで自動走行中だったとの見方が取り沙汰されていたが、人為的な事故だった可能性が強まった。
オートパイロットは車線維持や自動ブレーキといった運転支援システムだが、完全自動運転が可能かのように安全性を過信させる懸念がかねて指摘され、衝突事故により批判が再燃していた。21日のテスラ株は3%超上昇して取引を終えた。