ワクチン接種拒否者が抗議デモ
バークレイズ・センター外で混乱状態
コロナワクチン接種を拒否する市民が24日、ブルックリンのバークレイズ・センター外で抗議デモを行った。このデモは、同センターを本拠にする米プロバスケット協会(NBA)のブルックリン・ネッツに所属するカイリー・アービング選手を指示する目的。同選手は、ワクチン接種を拒み試合に出られずにいる。同日、CNNが報じた。
参加者は「カイリーに同調する」「ワクチンを受けなかったら、退職処分にされた」などと書いたサインを持ってデモを展開。
その中の1人、ワクチン義務化に反対して市の教員を辞したというサバンナ・スミスさんは「カイリーがワクチン義務化に反対の立場を表明していることは喜ばしい。今こそ選択の自由が保証されなければならない」と話す。
この日はネッツの今シーズン最初のホームゲームが予定されていた。デモ隊の一部はバリケードを乗り越えてセンター内に入ろうとしたため、市警察(NYPD)の警官ともみ合いに。会場は一時閉鎖となり、混乱状態に陥った。ゲームのを見に来ていたジェシー・ジーン=フィリップさんは「ワクチン義務化は正しいと思う。他人に病気をうつす権利などない」とコメントしている。
この抗議デモで、逮捕者は出ていない。ネッツはシャーロット・ホーネッツに95対111で負けている。
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