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共同通信
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福岡管区気象台は25日、今月20日に噴火した熊本県・阿蘇山の中岳(1506メートル)第1火口の浅い部分を震源とする火山性地震が増加しているとして、再び同程度の規模の噴火が発生する可能性があると発表した。
気象台によると、24日深夜~25日未明には火山性微動の振幅が急激に増大。火口の浅い部分の膨張とみられる変動も観測され、気象台は危険な地域に立ち入らないよう注意を呼び掛けている。
20日の噴火は午前11時43分に発生し、阿蘇山では2016年10月以来となる火砕流を確認。気象庁は噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)から3(入山規制)に引き上げた。