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共同通信
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茂木敏充外相は26日の記者会見で、新型コロナウイルスのワクチン30万回分を27日に台湾へ追加供与すると発表した。これにより、日本から海外への供与は計20カ国・地域に対して約3千万回分に達したと明らかにし「世界第3位の供与実績となる」と強調した。
日本で製造したワクチン3千万回分の現物提供は、6月に日本が国際組織と共催した首脳級会合で当時の菅義偉首相が実施を表明。その後、台湾や東南アジア各国などに供与を続けてきた。
茂木氏によると、台湾へのワクチン供与は計420万回分となる。ベトナムとインドネシアには、それぞれ400万回分を提供した。