ロシア全土で感染対策の9連休

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共同通信
商業施設の入り口でマスク着用などを求める表示=29日、ロシア・カリーニングラード(タス=共同)

 【モスクワ共同】ロシア全土で30日、新型コロナウイルス感染対策のための9連休が始まった。29日に発表された1日当たりの死者は1163人と最多を記録。新規感染者は連日3万人超が続き、感染収束が見通せない。状況次第で連休が延長される可能性もある。

 感染状況によって地域ごとに規制の内容は異なるが、厳しい場所では公共交通機関を停止したり夜間外出禁止令を導入したりする。

 首都モスクワは既に28日からの11連休に入っており、生活必需品を扱う食料品店や薬局を除く店舗が閉鎖。飲食店は持ち帰りのみの営業で、寒空の中、屋外で飲食する人の姿も見られた。