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共同通信
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第5管区海上保安本部(神戸)は1日までに、小笠原諸島の海底火山噴火で発生した軽石とみられる漂流物が高知沖でも確認されたと発表した。数十キロ四方に複数の筋状となって漂流していた。
高知県は漁船が巻き込むと故障する恐れがあるとして、沿岸自治体や漁業関係者に注意を呼び掛けている。漂着した場合の対応策についても検討を進める。
5管によると、10月30日と31日、航空機のパトロールで軽石とみられる漂流物を確認。30日は足摺岬から南に約146キロの海域に、31日は室戸岬から南に約207キロの海域に浮遊していた。漂流の情報は海上保安庁のホームページなどで随時周知する。