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共同通信
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【ワシントン共同】米通商代表部(USTR)は29日、タイ代表が11月15日に東京を訪問すると発表した。中国への対抗を念頭に、日本の政府関係者らと日米の貿易・経済関係の強化などについて協議する。タイ氏が3月の就任後に訪日するのは初めて。
USTRは「主要な同盟国やパートナーと、インド太平洋地域での米国の永続的な取り組みについて話し合う」とコメントしている。11月18日に韓国・ソウル、同22日にインド・ニューデリーをそれぞれ訪れる予定だ。
日本などと連携して、国営企業へ補助金を出すといった中国の不公正な貿易慣行是正へ圧力を強める狙いがあるとみられる。