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共同通信
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岸田文雄首相は2日、英北部グラスゴーでの国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議(COP26)の首脳級会合に出席するため、政府専用機で羽田空港を出発した。10月の就任後初の外国訪問となる。首相は出発前、アジア全体での温室効果ガス排出実質ゼロに向け「日本が強いリーダーシップを発揮する強い決意をしっかり世界に発信したい」と記者団に述べた。ジョンソン英首相と個別に会談。バイデン米大統領と初めて直接対話する機会も模索している。
米英などが主導する地球温暖化対策への積極姿勢を示し、中国対応での連携強化を図る。ベトナムのファム・ミン・チン首相らとも会談する。