北朝鮮、コロナ対策維持を強調

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共同通信
中国・丹東(手前)と北朝鮮新義州を結ぶ中朝友誼橋=1日(共同)

 【北京共同】北朝鮮の朝鮮労働党機関紙、労働新聞は1日付で、新型コロナウイルス感染症が「日ごとに世界を破局的な危機に追い込んでいる」として感染対策の維持を求める記事を掲載し、従来の防疫措置の継続を強調した。

 韓国政府は中朝間の鉄道による貨物輸送が11月中に再開される可能性があるとみているが、1日の時点で中国側に動きはなく、北朝鮮が感染防止策の一環である陸路往来の停止措置を緩和するかどうかは見通せない。

 労働新聞の感染警戒呼び掛けは2日連続。感染対策は「最も優先される中核的な課題」だと指摘している。