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1日付のニューヨーク・タイムズによると、ニューヨークのビル・デ・ブラシオ市長は同日、看守にテイザー銃を携帯させるなど、ライカーズ島刑務所での新しい保安対策を発表した。
銃の携帯を許可されるのは、数日間にわたる訓練を受けた精鋭緊急対策部隊の監督官のみ。市矯正局は既に20丁を購入しており、1カ月以内に使用を開始する。発表から間もなく、看守による受刑者への暴力が問題となっている同刑務所の看守に武器を持たせることを疑問視する受刑者擁護団体から激しい非難の声が上がり、看守労働組合はこれに対して、否定的な態度を示した。
しかし、市長は「全員の安全が最優先。受刑者から暴行を受けた看守とも話をして、必要だと判断した」と懸念を退けた。実際、先月3人の看守に暴行を加えた受刑者が、ブロンクス区で同日に起訴されている。
一方、所内での暴行事件数は大幅に減り、今年に入ってから7カ月間に起きた看守への暴行は20%、重度の暴行は44%、昨年同時期と比較して減少した。同局は、所内に武器などの持ち込みを防止するため、空港で使用されるのと同様のスキャナーを導入、また、来年4月までに看守を2千人増員する計画であるという。
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