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共同通信
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【ワシントン共同】米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は3日の記者会見で、連邦準備銀行の総裁2人が株取引問題で辞任したことに「国民のために働いているという、全幅の信頼を得る必要がある」と述べた。
パウエル氏は「このような問題が起こるとは思いもしなかった。悪い印象を与えることは明らかだ。二度と起こらないよう、必要なことは何でもやっていく」と強調した。
金融政策を決める会合にも参加していたボストンとダラスの連銀総裁は、投資を繰り返していたとして批判が高まり、9月と10月に相次いで辞任。来年2月に任期切れを迎えるパウエル氏の再任への影響も指摘される。