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15日付のニューヨーク・タイムズによると、イスラム教の祭日に当たる12〜14日の日没にかけて、ニューヨーク市内でタクシーを拾うのが困難になったという。市のタクシー運転手の約3分の1はイスラム教徒で、その大半が休みを取ったためだ。
タクシー・リムジン委員会(TLC)によると、市内に約15万人いるタクシー運転手のうち24%はバングラデシュ、10%はパキスタン出身で、その多くがイスラム教徒だ。該当の日はイード・アル=アドハーという祭日で、市の公立校も休みだった。クイーンズ区にあるタクシー会社は、保有台数122のうち稼働したのは12日が40台、13日が70台だった。
同紙の取材に答えた男性は、12日夜9時半ごろにマンハッタン区ミッドタウンでタクシーを拾おうとしたが、1台も通らず、ウーバー(Uber)で車を呼ぼうとしたが、通常の3.7倍にもなる追加のサージフィーがチャージされるため外出を諦め、「何ともつまらない夜だった」とツイッターに投稿したという。
サミュエル・シュワルツ元交通局長は、「昔はユダヤ教徒のドライバーが多く、同教の祭日にタクシーの数が減った」と話した。
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