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共同通信
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【モスクワ共同】ロシア通信によると、ドイツのメルケル首相とベラルーシのルカシェンコ大統領は15日に電話で会談し、ベラルーシの国境付近で中東からの多数の難民・移民らが欧州連合(EU)入域を図っている問題を協議した。ベラルーシ大統領府に近いソーシャルメディアの報道としている。この問題で両者が会談したのは初めて。難民らはドイツ行きを望む人が多いとされる。
双方は、ベラルーシから隣国ポーランドやリトアニア、ラトビアに越境を求める難民らが押し寄せている問題に関し、これ以上の先鋭化を避ける方策を話し合った。現地の難民らに対する人道支援についても協議したという。