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共同通信
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【ワシントン共同】バイデン米大統領と中国の習近平国家主席は日本時間16日午前(米東部時間15日夜)、オンライン形式で会談した。1月のバイデン政権発足後、両氏の顔合わせは初めて。米中競争が激化する中、対面式の会談に準じる形で「深い対話」(米高官)を図り、意図せぬ衝突を招かないよう相互理解を進められるかどうかが焦点となる。
ロイター通信によると、バイデン氏は会談冒頭「米中首脳には両国が衝突に向かわないようにする責任がある」との考えを示し「次は対面で会談できることを望んでいる」と伝えた。
双方は互いの立場を譲らず、議論が平行線をたどる可能性が濃厚だ。