米インフラ114兆円法成立

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共同通信
15日、ワシントンのホワイトハウスでインフラ投資法案に署名するバイデン米大統領(ゲッティ=共同)

 【ワシントン共同】バイデン米大統領は15日、5年間で総額1兆ドル(約114兆円)規模のインフラ投資法案に署名し、同法が成立した。バイデン氏は署名式で「長い間(必要性が)語られてきたことをついに成し遂げようとしている。米国は再び動きだしている」と成果を強調した。

 米政権が掲げる成長戦略の柱の一つで、超党派の賛成多数によって議会で可決した。政権支持率が低下してきた中で、来年11月の中間選挙に向けた人気回復策としたい考えだ。ただ、もう一つの柱である総額1兆7500億ドルの大型歳出法案は与党内の対立で採決が遅れており、綱渡りの議会運営が続く。