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共同通信
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萩生田光一経済産業相は17日、来日中の米通商代表部(USTR)のタイ代表と経産省で会談した。インド太平洋地域に自由で公正な経済ルールを浸透させる必要性を共有し、通商分野での日米協力を協議。両氏の対面での会談は初めて。
萩生田氏は会談で「世界経済をリードする日米両国にとって、経済的な協力関係の強化は不可欠だ」と強調。タイ氏は「バイデン大統領が掲げるインド太平洋地域の新たな経済枠組み、ビジョンについて話したい」と述べた。
両氏は4日にテレビ会談。中国を念頭に、国内産業に過度な補助金を出すなど競争原理をゆがめる措置への対応を巡って連携策を議論していた。