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共同通信
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【ニューヨーク共同】米中西部ウィスコンシン州ケノーシャで昨年8月、黒人差別への抗議デモに参加した白人2人を射殺したとして第1級殺人などの罪に問われた白人男性(18)に対し、ケノーシャ郡の州巡回裁判所の陪審員は19日、無罪評決を出した。弁護側が正当防衛を主張していた。検察側は無罪評決に対し上訴はできない。抗議活動の激化が懸念される。
エバーズ州知事は12日、治安の流動化に備え、地元警察を支援するために州兵500人の動員を承認している。米メディアによると陪審員は白人女性7人、白人男性4人、ヒスパニック(中南米系)男性1人の計12人で評決は全員一致だった。