ホークル氏、39%支持で首位
ジェームズ氏追う、NY州知事選の候補者選び
政治専門紙ポリティコは22日、来年のニューヨーク州知事選の民主党候補者選びを巡る最新の世論調査結果を発表した。セクハラ問題などが原因で辞任したクオモ前知事の副知事から昇格したホークル知事が39%の支持を集め、トップに立っている。クオモ氏、デブラシオ・ニューヨーク市長の不人気ぶりも浮かび上がった。
クオモ氏のセクハラ問題に関する調査を指揮したジェームズ州司法長官が24%で続き、ウィリアムズ・ニューヨーク市政監督官が9%。出馬表明をしていないスオッジ下院議員、デブラシオ・ニューヨーク市長も含まれているが、デブラシオ氏は最下位となっている。
クオモ氏のカムバックを想定した場合、ホークル氏が36%、ジェームズ氏が22%、クオモ氏は15%にとどまる。クオモ氏については、半数以上の52%が「支持しない」と回%答、「支持する」の46%をわずかに上回った。デブラシオ氏の不支持率は60%に上り、支持率の34%のほぼ倍。ニューヨーク政界を代表してきた両氏にとって、不名誉な結果となった。
これに対し、トップのホークル、2位のジェームズの両女性はいずれも高い人気を誇り、支持率は60%となっている。仮に、両氏の一騎打ちとなった場合でも、ホークル氏が46%でリード。ジェームズ氏が35%、投票行動未定が19%だった。
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