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共同通信
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新型コロナワクチンの3回目の追加接種が1日、東京都目黒区の国立病院機構東京医療センターなど各地で始まった。原則として2回目完了から8カ月以降の人が対象となり、まずは医療従事者から開始。来年1月以降、高齢者を中心とした一般住民にも順次拡大する方向で、感染拡大防止や重症化予防につなげたい考えだ。
時間とともに感染予防効果が低下し、特に高齢者では重症化予防効果も下がることが明らかになり、政府は追加接種が必要と判断した。新たな変異株「オミクロン株」に対しては、どこまで有効か不明な点もあるが、岸田文雄首相は11月29日、予定通り追加接種を始める方針を示していた。