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16日付のエーエム・ニューヨークによると、ニューヨークのビル・デ・ブラシオ市長は同日、次期米大統領のドナルド・トランプ氏とマンハッタン区5番街にあるトランプタワー内の同氏の自宅で約1時間会談した。同氏が公約として掲げた移民の強制送還など、市長が懸念を抱く項目について話し合ったことを明らかにした。
会談後に同ビル前で会見した市長は、移民問題以外にも、金融規制改革や富裕層と法人向けの減税など、ほかの公約についても協議し、また、保守強硬派といわれるスティーブン・バノン氏を首席戦略官兼上級顧問に指名したことを「深い懸念」と伝えた上で、「自分の味方以外の人々に目を向け、市民の声に耳を傾けることは重要」と訴えたという。
また、トランプ氏はニューヨーク市警察(NYPD)の職務質問制度「ストップ・アンド・フリスク」を全米で復活させると公言しているが、市長はこれに異議を申し立て、「NYPDと市民がともに協力し合ってコミュニティーをつくり上げようとするわれわれの努力に逆らうもの」と話したという。
トランプ氏の反応については明らかにしなかったものの、市長は「お互い腹を割って話ができた」と述べた。
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