甲府の19歳少年、鑑定留置へ

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共同通信

 甲府市で10月に住宅が全焼し、会社員夫婦が刃物で刺され死亡した事件で、甲府地検が殺人と現住建造物等放火容疑などで逮捕された甲府市の少年(19)を精神鑑定するため、鑑定留置を裁判所に請求し認められたことが7日、捜査関係者への取材で分かった。期間は8日から約3カ月とみられる。

 夫婦は娘2人と4人暮らし。捜査関係者によると、少年は長女と面識があった。容疑を認めているというが、「(長女に)一方的に好意を寄せていたが、思い通りにならなかった」「一家全員を殺そうと思った」と供述するなど、家族を狙ったとされる理由には不明な点もある。