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7日付のニューヨーク・タイムズによると、今年7月以降、ジカ熱感染によるものと思われる脳の発達障害がある新生児がニューヨーク市で5人産まれていたことが同日、市保健衛生局(DOH)が各医療機関に送達した文書により明らかになった。同26日には、市内初となる小頭症児が産まれたことが報じられ、その後新たに4人産まれたことになる。
市では2日までに、およそ8千人がジカ熱感染の検査を受けている。陽性反応を示した962人のうち、325人が妊婦だった。市のジカ熱感染者のほとんどが、ジカ熱がまん延する地域への渡航によって感染したが、うち6人は、まん延する地域を訪れた人との性交渉により感染していた。また、5人のほかにも8人の乳幼児が感染の陽性反応を示しているが、症状は出ていないという。
DOHは、妊婦および今後、妊娠を希望する女性にジカ熱がまん延する地域への渡航を自粛するよう求めていた。ジカ熱には通常、蚊により感染するが、性交渉によって感染する可能性もあり、妊婦または妊娠前の女性が感染した場合、小頭症や脳に発達障害がある子どもが生まれる危険性が高くなることが分かっている。
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