RELATED POST
6日付のポリティコ・ニューヨークによると、ニューヨークのビル・デ・ブラシオ市長は同日、市でヘイトクライムが急増しているのは、大統領選挙が関係しているとの考えを明らかにした。
市警察(NYPD)の発表によると、今年11月9日~12月4日の間に起きたヘイトクライムは43件。昨年の同時期と比べて115%増だという。
市長のコメントは、この報告の直後に発表されたが、昨年は選挙の年ではないため、実際の比較の対象とはならない。しかし、2010~15年に起きたヘイトクライムに関するNYPDの調査によると、この5年間で最も多かったのは前回の大統領選挙が行われた12年で、403件発生していた。今年は4日までに360件が報告されている。10年は379件、11年は273件、13年は336件、14年は302件、15年は309年だった。
NYPDのロバート・ボイス刑事部長によると、ヘイトクライムは、全米や世界で広く報道されたイベントに反応して起こりやすい傾向にあるという。
今年報告されたヘイトクライムのうち、36%に当たる130件がユダヤ系住民に、28%に当たる101件が性的少数者に対するものだった。
RECOMMENDED
-
世界最強パスポートはどの国? 日本2位、アメリカは9位に
-
今年はNYで4つの美術館がリニューアルオープン!ニューヨーク・タイムズの「訪れるべき場所」にも
-
「2025年に訪れるべき52の場所」ニューヨーク・タイムズが富山県を選出 隈研吾のガラス美術館にも注目
-
NYで5つの「メイシーズ」が閉店 対象店舗は? ミニマーケットの出店も計画中か
-
津山恵子のニューヨーク・リポートVol.47 中居氏の謝罪、アメリカではあり得ない ジャニーズ問題を繰り返し人権蹂躙
-
異色ユーチューバー、ラオスでの児童買春を投稿、卑劣さが物議…海外での犯罪も罪成立
-
NY、NJ州境で大規模山火事 マンハッタンの「3分の1相当」が延焼か
-
ビリー・ジョエルとロッド・スチュアート 一夜限りの豪華すぎる共演、17日からチケット発売
-
ロス山火事、安否不明「多数」
-
今年は3店舗しかない! NYのデパート「冬季ウインドウ」まとめ 話題のWickedコラボも