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共同通信
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【ロンドン共同】英競争・市場庁(CMA)は14日、スマートフォンの基本ソフト(OS)やアプリ市場などの実態調査結果を公表した。米国の巨大ITで圧倒的なシェアを持つアップルとグーグルの2社が「強力に支配している」とし、競争上の懸念を示した。中間報告との位置付けで、2022年6月に最終報告書を出す予定だ。
CMAによると、20年に英国で利用されたスマホの半数以上はアップルのOS「iOS」を搭載するiPhone(アイフォーン)で、残りがグーグルの「アンドロイド」だった。
アップルは自らの公式アプリ市場以外の配信を認めておらず、グーグルも同様の措置を取っている。