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13日付のメトロ・ニューヨークによると、ニューヨーク市が来春、「ジップカー」や「カー2ゴー」などのカーシェアリングサービス会社に試験的に公共の駐車スペースを販売開始するという。
環境や交通、土地利用などに関わる市当局は、市内の車の台数を減らすという共通の目的があるため、カーシェアリングは有効な手段の1つと考えられる。市が利用されていない駐車スペースを販売することで、より多くの場所でより多くのニューヨーカーにこのサービスを活用してもらおうというのが計画の主眼だ。
計画は、ワシントンD.C.、サンディエゴ、シアトルなど5都市で行われた調査を参考にしている。これらの都市では、カーシェアリング用の車1台当たり、平均9台の自家用車が減っていたという。カナダのカルガリー市では11台だった。
市議会の運輸委員会が12日、市運輸局長やカーシェアリングサービス会社の代表らからの意見を考慮し、計画実行を認可した。ただし、年間の会員料金を徴収し、スマートフォンなどのアプリを使い、キーレス車を時間または日割り料金でリースするというサービスに限定されるため、ウーバーやリフトなどの配車サービスは含まれない。
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