米大統領が竜巻被災地視察

12/15/2021

　【ワシントン共同】バイデン米大統領（民主党）は15日、竜巻が甚大な被害をもたらした南部ケンタッキー州の被災地を視察した。被災者に向けて「何でも遠慮なく言ってほしい。話を聴くために来た」と語り、寄り添う姿勢を強調。迅速な支援に取り組む考えをアピールした。

　竜巻は南部や中西部で少なくとも88人の死者を出した。米メディアによると、ケンタッキーでは1万世帯以上で停電が続く。通信や水道などの生活インフラも広範囲で寸断された。

　バイデン氏が訪れたのは同州メイフィールドなど。住民たちが助け合う様子を見て「米国のあるべき姿だ」と称賛した。